損保ジャパン日本興亜の自動車保険「THE クルマの保険」の解説
はじめに
損保ジャパン日本興亜が取り扱っているのが、「THE クルマの保険」という名称の自動車保険です。
平成26年9月1日に、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併し、損保ジャパン日本興亜が発足しました。
お互いの名前を合わせただけとはいえ、やや覚えづらいのがたまに傷ですね。
合併したことにより、単体の損害保険会社としては日本国内最大となりました。
それに伴い、「お客様の生活に寄り添い、一番の安心を提供できる自動車保険であること」をテーマにした「THE クルマの保険」を販売しています。
対人・対物賠償、人身傷害、車両保険の3つを基本にわかりやすい補償を目指し、入院した時や車が走れなくなった時などを補償しています。
特徴的な部分としては以下の2点があげられます。
①契約者向けサービスの強化
・様々なアプリを提供
・契約者向けインターネットサービス「THE First倶楽部」として、宿泊や旅行、ゴルフ・レジャー施設など、様々なメニューを会員限定価格で提供
②若年層向け商品の展開
・平成27年10月から20代前半のゴールド免許割引率を拡大
・一人暮らしの若者が自動車事故で5日以上入院する場合、ヘルパーを派遣して身辺の世話をするサービスを付けた新商品を販売 ※人身傷害保険から支払われる入院生活サポート費用保険金
・他人の車を借りた場合の補償として「ドライバー保険」を提供
主な補償
「THE クルマの保険」は「充実の補償」「万全の事故・故障対応」「安心のサービス」をテーマとしています。
「充実の補償」は以下の通り、3つの基本補償+2つのおすすめ特約という構成です。
3つの基本補償 | 2つのおすすめ特約 | |
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相手の補償 | 対人賠償責任保険、対物賠償責任保険 | |
自分の補償 | 人身傷害 | 人身傷害入院時諸費用特約 |
車の補償 | 車両保険 | ロードアシスタンス運搬後諸費用特約 |
事故対応について
「万全の事故・故障対応」として、事故対応は24時間365日、ロードアシスタンスも全ての契約で利用可能であることをアピールしています。
ロードサービスはレッカー牽引と応急処置費用合計で15万円が限度となっており、給油サービスは10リットルまで無料です。
各種アプリの説明
「安心のサービス」として、ドライバーの安全運転をサポート、家族の契約の管理をサポート、トラブル解決などについて、各種アプリを通じて提供しています。
安全運転サポートアプリ「Safety Sight」 | 前方車接近アラート、安全運転診断、急操作アラート通知、ドライブレコーダー、走行履歴などの機能 |
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契約管理アプリ「ほけんアプリ」 | 代理店情報、事故・トラブル連絡、契約一覧、満期管理などの機能 |
トラブル解決アプリ「トラブルCh」 | 困ったときの連絡先、困ったときの解決策としてQ&A提供、トラブル事前通知機能 |
人身傷害入院時諸費用特約の説明
人身傷害保険により保険金を支払うとき、事故によって生じる「ホームヘルパー費用」や「ペット預け入れ等費用」、お見舞いのお返しなどの「退院時諸費用」など、人身傷害保険で支払い対象とならない費用について保険金を支払う。 |
事故の後は様々な雑費が必要になってきますが、人身傷害保険の対象にならないものも多くあります。
この特約ではそうした様々な費用を補償してくれるとのことで、損保ジャパン日本興亜独特の大きな魅力の一つです。